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LINEのBX室ってなにしてるの?

こんにちは。LINE BX室の佐竹と申します。今回は、私が所属するLINEのBX室がデザインしているものの紹介や、デザインの制作プロセス、社内風景について紹介できればとおもいます。

BX室がデザインしているもの

LINEといえばスマートフォンサービスの会社なので、ほとんどのデザイン要素は画面の中…というわけではありません!
サービスのブランディングやユーザーとのコミュニケーションのために、オフラインツールと呼ばれる様々な制作物も自社でデザインしています。BXとはブランドエクスペリエンスの略。私の所属するチームは社内にある各サービスのブランドづくりと、それを通じた体験をどのようにつくるかを考えている部署です。
つくるものは様々で、名刺やメモ帳、紙バッグやパッケージといった紙モノから、細かいものだと書類を止めるクリップの形なんかもオリジナルで作ったりしています。要するに、平面だけじゃなくて立体も考えますよ!ってことですね。

たとえば、これは2019年の初めに、LINE社員全員にプレゼントされたオリジナルツールセットです。ノートやふせん、ステッカーなど全部にLINEのデザインエッセンスがつまっています。もらった時は、自分がLINEの一員なんだと実感できて、やる気が増したことを覚えています。
こういった社内向けのツールを通じた体験も、ブランディングの一環ですね。

イメージを伝える工夫

何でもかんでもオリジナルで作るので、イメージの共有には細心の注意をはらいます。制作物のデザイン検討やプレゼンテーションでは、考えたデザインをリアルにイメージするための「モックアップ」を作成することが多いです。これは、デザインチーム内でのイメージ共有はもちろん、デザイン関連以外のプロジェクトメンバーにプレゼンテーションする際にも大きな効果を果たします。

これは、LINEモバイルのブランディング資料。
こうしてずらっと並んだ絵があると、作りたい世界観や制作物のディテールがクリアにわかります。リアルなイメージがあると、プロジェクトチーム全体の士気もあがりますね!
ユーザーによりはっきりとわかりやすい価値を提供するためには、プロジェクトチーム皆がしっかりと同じ方向を向いて進む必要があるとおもいます。
社内でそういったデザインの思想を共有することも、ブランディングの一環とも言えるかもしれません。

チームだからできること

社内には多数のデザイナーが在籍していて、皆バックグラウンドは様々です。広告のデザインが得意な人もいれば、イラストが得意な人などなど、個性をもったひとたちが、それぞれチーム単位で各サービスのブランディングを担当しています。また、グラフィックだけでなく映像や空間設計をするチームもあり、お互いの得意分野を活かしながらお仕事をしています。違う分野の人と常にお仕事できる環境は、とても刺激的です!
私自身、前職で工業製品やパッケージ、店舗のデザインを主な業務としていたので、CGを使ってモックアップを自作したりして、プレゼンテーションに活かしています。最近は、簡単な講座を(勝手に)開いたりして、お互いのスキルを共有して業務に活かしあったりもしています。

この4月に新卒入社した北川さん(写真左)、学生の頃はプロダクトデザイン専攻だったとか。
講座中にも私の知らないコマンドを知っていたりして、「なるほど」と思うことが多々あります!さすが!
お互いが持つ経験や専門知識を活かしあってデザインに取り組むスタイルも、様々なツールをデザインするBX室らしい特色だと思いますし、こういったことの積み重ねが、より良いアウトプットにつながると信じています。

さいごに

それぞれ違ったスキルを持つチームメイトが揃うBX室。
自分自身も、そんな仲間を見て日々勉強しながら、BX室の一員として成長していけたらなーなんて思っています。今後も宜しくお願いします。

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