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Professional&Creative~新卒入社デザイナーが持つべき心構え~

こんにちは、UIデザイン6チームのParkです。 現在、新型コロナウイルスの影響により求人広告は目立って減り、オンラインによる面接など就職活動には大きな変化が起こりました。
このように大変な事態を乗り越え、現在様々な会社に新卒で入社することになった新卒入社デザイナーの方々がいると思います。 そんな方々に、そして若手デザイナーの方にも、私が今までデザイナーとして経験したことを少しでも共有したいと思い、この文を作成することになりました。
もちろん、私がここで文章で作成した内容は絶対的な正解ではなく、あくまで個人の意見です。 しかし、皆さんがより良いデザイナーになれるよう、少しでもお役に立てたら嬉しいです。

Professional(プロと言うなら?)

Professionalとは、どういう意味でしょうか。
辞書的な意味では、あることを専門にしたり、そのような知識や技術を持った人です。 ですから、皆さんはプロのデザイナーとして入社した社内の全部署の中で、デザインについて最もよく知っている人になるべきだということになると思います。
だからと言ってあまり心配しないでください。 分からないことがあったら、先輩デザイナーの方々に聞いて一緒に解決すればいいのですから。 とはいえ、現在の自分の水準がどこに位置しているかは知るべきではないでしょうか。先輩たちが指示する業務だけをしたり、会社の仕事だけに閉じ込められている状況では私たちは自分の水準がどこにあるのかも分からなくなり、真のプロにはなれません。 そのため、我々は現在の市場の流れの中で、デザイントレンドがどのように流れているのか、常に見守らなければなりません。
競合他社や全く異なる業界のデザインはもちろん、現在のデザイントレンドを導いていくトップデザイナーたちが共有する知識と経験までを知る必要があるでしょう。 このような努力を通じて、皆さんは自分の水準、ひいては世界のデザイナーのレベルを知ることができるでしょう。
私たちはプロです。 自分に足りない部分があれば、自ら補わなければならないし、常に成長しようとする姿勢を持たなければなりません。 このようなProfessionalな姿勢を持ってこそ、皆さんは社内で認められ、社会でも認められるデザイナーになれるでしょう。

Creative (企画書そのままデザインするな)

ここで意味するCreativeは、皆さんが主に知っている芸術的な意味の創意性ではなく、新しい方法論に対する創意性を意味します。 日々が変化し続ける昨今の現代社会では、サービスに対するユーザーのNeedsは毎回変わるものです。 そのため、皆さんがある一つのサービスを担当することになった新人デザイナーなら、ユーザーのNeedsを予測して、それに見合ったサービスを提供できるCreativeなデザイナーにならなければなりません。
そのためには、まず自分が担当するようになったサービスについて勉強してください。 たとえばサービスの企画意図や目的、そして主要ターゲット層など様々なことを理解する必要があります。 そして、直接的・間接的にでも自分が担当するようになったサービスを体験してみてください。 同種業界のサービスを利用してみるのも良い方法です。 このようなサービスに対する知識と経験がなければデザイナーは単純に企画者から渡された企画書通りにデザインするしかないため、Creativeなデザインが出にくくなります。
もちろん、渡された企画書の内容を視覚的に表現することもデザイナーの役割の1つと言えます。 しかし、デザイナーは単に誰かの考えをそのまま代わりに表現する道具ではありません。 それ以上の存在になるためには、デザインをしながらも絶えずユーザーのNeedsを予測し、満足させるために悩み続けなければなりません。 企画書は、必ずしも絶対的な正解ではありません。 受け取った企画書を元に、あなたが発展させたCreativeなデザインを企画者に提案し、意見を交換してください。 このような皆さんの姿勢と行動は、企画者はもちろんサービスを持続的に発展させるのに役立ちます。 どうかCreativeなデザイナーになってください!

最後に

今回は、新卒入社デザイナーが持つべき心構え2つを紹介しました。 私もまだまだ未熟な部分が多いデザイナーですが、いつもこの2つを忘れないで守ろうと努力しています。 長文を読んでくれてありがとうございます。

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