LINEのUIデザイナーが参考にするWebデザインギャラリーサイト6選
こんにちは、UIデザイン4チームのイ・ジヘです。 今回は、LINEのUIデザイナーたちが日々参考にしているデザイン系のウェブサイトをご紹介いたします。
特にスマホのUIデザインは2007年、iPhoneが世に出た後から本格的に注目され始めたと言えるでしょう。 そう考えると歴史がまだ12年くらいしかないないんですね。さらに、用語さえもUI DesignとProduct Designが混用されている程で、現在進行形のジャンルであり、どんなデザイン分野よりも最も早くトレンドが変わっています。
どの分野も変わらないかもしれませんが、トレンドの発信地が米国であることが多いため最新の情報は英語で見つけるのが最も効果的です。
英語で探して見るのが難しいとお思いかもしれませんが、私たちが勉強し仕事をする分野は視覚イメージだけでも直観的な理解が可能だと思います。内容の要旨を完璧に把握しなくても、トレンドを見つけることは可能だと思います。
またGoogle Chromeユーザーなら、マウスを右クリックするだけで日本語へ翻訳が可能です。
では、UIデザインを参考にする上でベストなウェブサイトをご紹介しましょう!
Behance
Behanceは様々なデザインサイトの中で、一番膨大かつ水準の高いデザインポートフォリオが集まっているところです。 多様な業種のデザイナーたちが出会い、お互いの作品を共有し、インスピレーションを得ることができます。全世界で活動しているデザイナーが自分の実力を公開する場であるため、ポートフォリオの完成度が高く、実際のクライアントが必要とするような実用性のあるデザインを見ることができます。プロジェクト、分野、推薦順、国ごとにデザイン成果物を閲覧することができます。 また、Adobeというグローバル企業が運営していることもあり19ヶ国語で利用することができます。
Dribbble
Behanceとよく比較されるDribbbleは、より細かなデザインスキルとリソースを自由に共有するデザインコミュニティだと言えるでしょう。Behanceをブログとするなら、DribbbleはTwitterに近いでしょうか。 コンテンツの完結性はビハンスがより高かったが、より即時的にパーツのリソースを探している場合や質疑応答が必要であればDribbbleがもっと適しています。
具体的なデザインの解決策を探している場合は、こちらが良いでしょう!
AWWWARDS
AWWWARDSは、これまでのサイト違ってWebサイトのデザインに特化しています。 (しかし最近の流れに合わせて、モバイルWebサイトも増えています。)
「アワード」という名前が示す通り、Webサイトへの投票が毎日実施されていて今日・今月・今年といった区切りで非常に完成度の高いデザインを確認することができます。
またフィルタリングも非常に細かくなっているので、特定のテーマに合わせて検索することも可能です。サイトに対する各項目別の点数も一緒に表示されているので、デザインに対する審美眼を育む事もできるでしょう。
Mobbin
Mobbinは、クールでスマートなUIデザインライブラリー。
最新のiPhoneアプリのデザインパターンが集まっているサイトです。 実際に商用化されたアプリのデザインが投稿されており、8000個以上のデザインパターンから詳細なフィルタリングによる検索が可能になっているため、希望するデザインを速やかに探すことができます。
UI Sources
動画で提供されるUI/UXライブラリ。静止画のデザインではUIは確認できるが、UXを確認することはできません。 UI Sourcesは厳選したアプリのUIデザインを動画で提供します。これはインタラクションも、見逃さないでください!
Bestfolios
デザインを志す学生たちにピッタリなベストデザインポートフォリオコレクションです。ウェブデザイン/UIデザインポートフォリオを準備しなければならない時に、困ったらこのWebサイトをご参考ください。UIデザインのポートフォリオの正解はないとは思いますが、良い手がかりにはなると思います。
https://www.bestfolios.com/portfolios
最後に
すべてのデザイナーたちが口をそろえて話すことは、直接アプリをダウンロードしてみて体験してみるのが一番有益だということです。 特別なインスピレーションを得るために検索に時間を割くことも必要ですが、日常的に新しいUI/UXに関心を傾けて直接アプリを使ってみることが、UIデザイナーにとっては一番良い参考資料になるのではないかと思います。
(2020/9/10追記)
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