LINEのインターンシップに参加させていただきました!
初めまして、LINEインターン2021 Motion Graphicコースに参加させていただきました石川峻(James/Jim)です。
今年の8月10日から9月10日までの1ヶ月の間、LINEのサマーインターンに参加させていただきました。インターン期間中の出来事や学びについて少し書かせていただきます。
インターンに応募した理由
まず、このインターンシップを知ったきっかけは、モーショングラフィックのインターンシップを探していたことです。
私は高校の頃にモーショングラフィックに出会い、高校時代を通して個人で制作を行っていました。一時は大学もその分野で出願しようと考えていましたが、結局大学ではもう一つの大きな関心である言語学を学ぶことになり、大学院も同じ分野に進み今に至ります。
しかし心のどこかではモーショングラフィックをしないといつか後悔する、と思っている自分がいて、モーショングラフィックのインターンシップを探しはじめました。そのときに、「そういえばLINEってデザイン綺麗だけどそういうインターンシップあるのかな」と思い検索したところ、このインターンシップに運よく出会うことが出来ました。
インターン応募課題の制作は、本当に自分のモーショングラフィックに対する関心を再発見するようなプロセスで、楽しく制作をさせていただきました。
応募してからも、どんどんとLINEのデザインに惹かれ、どのようなプロセスを経てLINEのデザインたちが生まれてきているのか興味が湧いてくるうちに、待望のインターン期間が始まりました。
インターンシップのコースについて
私が参加したMotion Graphicコースでは、実際にリリースされる3Dのモーショングラフィックを制作することが課題でした。実際に使用されるものの制作に関わらせていただいたことで、仕事に対する緊張感を持つことや、そのゴールに向けて取り組むことができたことが自分にとって大きな成長の機会になったと感じています。
今回の課題は自分にとってチャレンジングなもので、1週目は本当に右も左もわからなかったのですが、インターンシップが終わった今は自分も多少はLINEのデザイナーであることがどういうことかわかったのかな、と思います。
インターンシップ期間の最後の方は細かいモーションの調整を行い、見ていて気持ちよいモーションになるように、微調整を何度も何度も繰り返しました。制作を進めながら思ったことは、モーション入れ段階での動きのテンションや見かけの美しさと同じくらい、あるいはそれ以上に、アイディア出しの段階でのキーワードやコンセプト決めやレファレンスの集め方など、実際の制作を始める前の段階の工程も、今後モーションデザイナーを目指す上で大事にしていかなければいけないな、ということです。個人制作以外でモーショングラフィックを制作するのは初めてだったので、プロの方がどのように制作されているのかを間近に見ることができ、また私自身の作業・制作について常にメンターの方やチームの方々がフィードバックをくださり、本当に貴重な経験となりました。
インターンシップ全体に関しても、初めはオンラインでの開催ということもありメンターの方と充分にコミュニケーションが取れるか少し不安だったのですが、質問のメッセージなどを送ってもすぐに返信してくださり、おかげさまでとても学びの多い4週間となりました。また、徐々にチームの雰囲気にもなじめていけたのかなと思います。
各種交流会、座談会や講座について
制作を進める時間以外にも、クリエイティブ戦略チームの方々が交流会や座談会、講座などの、業務以外での交流する場や様々な方の貴重な話を聞ける場を設けてくださいました。
その中でも交流会や座談会は、様々なお仕事をされているLINERの皆様のお話を直接聞き、質問をすることのできる場として、広い意味でLINEのデザイナーとはどういうお仕事か、良いデザインをするために自分ができることは何か、考えさせられました。
講座も、ポートフォリオに関してのものなど、今の私にとって必要なものを用意してくださり、大変勉強になりました!
自分の作業やチームの方々とのミーティング以外の時間が設けられていたことで、オンライン開催の中でも、この期間中はLINEのクリエイティブセンターの一員としてみてもらえているのだな、という実感が湧きました。
成果発表とフィードバック
9月3日にはMotion GraphicコースおよびUI Designコースのインターン生の成果発表会がありました。私だけインターン期間が9月10日まで(他の4人は9月3日が最終日)だったので、最終成果物というよりは途中経過の段階の作品だったのですが、多くの方の前で発表をし、フィードバックをいただくのはすごく緊張しました。
成果発表会では他のインターン生たちの発表を聞き、正直すごくカッコイイと思いました!またそれと同時に私自身もフィードバックを頂いて、デザインの仕事を実際にさせていただいている人間としての自覚をもつことの大切さを考えさせられ、今後肝に銘じておきたいと思いました。
おわりに
LINEには本当にデザインの細かいところまで向き合って、どのようにすればユーザーの体験がより良いものになるか、どうすればWOWが生まれるのか、ということを考えているデザイナーの方があらゆる分野にいらっしゃいます。そのような方々と近いところで働かせていただけたことはとても貴重な経験になりました。
またインターンシップ期間中は大変多くの方々のお世話になりました。Motion Graphic Designチームをはじめとしたクリエイティブセンターの方々、クリエイティブ戦略チームの方、そして人事の方など、このインターンシップを開催してくださって、また私たちにとってこの1ヶ月が最高の経験となるように図ってくださり本当にありがとうございます。
今回のインターンシップを通してデザインのプロセスやLINEのことをより知れたことはもちろんのこと、私個人としては大学で学んでいる分野とは全く異なる世界を経験できたこと、そしてその分野に強く惹かれたことがこのインターンシップに参加してよかったと思う点です。そして、私の心の中のモーショングラフィックの火がまた燃え始めました。楽しく、学び多き1ヶ月を本当にありがとうございました!
最後に、インターンシップ期間中物理的には一度しか会えなかったインターン仲間のさとはやくん、そしてUI Designコースの3人も一緒に参加できて良かったです!
この経験を生かし、良いデザインを作れるモーションデザイナーになれるようがんばります!
最後までお読みいただきありがとうございました!