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LINEのベトナムハノイ新オフィスを紹介します!

こんにちは!スペースデザインチームの谷川です。

今回は私たちが空間デザインを担当した、完成間近の LINE TECHNOLOGY VIETNAM(以下 LTV)のハノイオフィスを紹介したいと思います!LTV は LINE グループの海外開発センターのひとつであり、エンジニアが社員の多くを占めています。

旧オフィスでの要望も考慮しながら、現地のエンジニアが働きやすいオフィスを目指しました。また、新オフィスをデザインするにあたり「ベトナムの優秀な人材に LINE をアピールできるオフィス」 「フロアの天井高を活かしたデザイン」「LINE のカルチャーを感じられるオフィス」の3つをキーワ ードに据えてプロジェクトを進めていきました。

訪れた人にインパクトを与える印象的なレセプション

オフィスの中で一番最初に訪れるレセプションではEVホールからの見え方や、隣接する会議室、カフェスペースなどの周囲の空間との対比を意識して、互いが映えるように黒の素材で統一した空間デザインとしています。また、壁に埋め込まれた6面のモニターからは訪れた人を楽しませるためにPR動画を映しており、あわせてこちらも目立つように計画しています。 

画像②(写真が間に合えば差し替え予定)

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開放感抜群のカフェスペース

このオフィスの目玉の空間でもあるカフェスペースは、7m 近い天井高と広い窓面が特徴です。屋外空 間で自由に過ごすスタイルがベトナム文化の特徴の1つでもあるのでオフィス内でも屋外を感じられる開放感のある空間を目指しました。普段はランチやオープンミーティングなどにも利用できる場所ですが、イベントスペースとしても使うため、家具は簡単に移動でき、どこでも使えるようにモジュール化しています。また、メガブラウンがカフェの中央から全体を見守っており、イベントなどで訪れた人に驚きを与えます。

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また、現地のスタッフの習慣をヒアリングしながらプロジェクトを進めていきました。休憩時間は卓球やビリヤード、お昼寝を行うなどの要望をレイアウトの段階から落とし込み、そこで働くスタッフにとって使いやすく居心地の良いオフィスになるようにデザインを進めていきました。

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LINE カルチャーを伝えるグラフィックサイン

カフェスペースや、執務エリアに隣接している休憩スペースには、LINEカルチャーを伝えるサインを表示しています。【CLOSING THE DISTANCE】や【LINE STYLE】を中心に、開発カルチャーである【Take Ownership】【Trust and Respect】【Be Open】なども加え、ハノイオフィスオリジナルのグラフィックサインを空間にあわせてデザインしました!

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ベトナムオフィスの紹介はいかがでしたでしょうか!約1年ほど前からスタートしたプロジェクトですが、日本との空間の捉え方の違い、施工方法や扱える素材の違い、新型コロナウイルスにより現地に行くことが難しくなるなど、チーム的にも個人的にも新しいことに挑戦したプロジェクトでもありました。ベトナム側のメンバーや現場の方々とZoomなどのツールを活用し、いつも以上にコミュニケーションを密にとることを心がけることで、最終的には良い空間を 作れたのではないかなと思っています。

コロナが落ち着いて、オフィスが LTVスタッフの皆さんの活気であふれることが楽しみです。今回のオフィス紹介は以上になります。

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