はじめての社内イベント登壇:プレゼンテーションのつくりかた
こんにちは、CX Planning2チームのTatsu.です。
私は先日、LINE社のデザイナーを対象とした社内イベント「CREATIVE CENTER CLUB Vol.7」に登壇しました。今回の記事では、その登壇を通して得た気付きや学びをシェアしたいと思います。
国内に留まらず、海外拠点を含む各国のデザイナー約150名以上のメンバーが参加した本イベントですが、そもそも私は大勢の前に登壇することが初めてでした。そんな登壇初心者の私が、「どのように準備を進めていったか」を綴ります。
この記事が、セミナーやイベント、社内プレゼンに挑戦したい方々の参考に少しでもなれば嬉しいです。
CREATIVE CENTER CLUBについて
CREATIVE CENTER CLUBは、デザイナーが知識や情報を共有する社内イベントです。メンバー同士が互いに刺激を与え、成長できる機会となっています。
7回目の開催となる本イベント、より良い文化体験にするために運営メンバーが毎回アップデートを重ねております。今回は、初めてオフラインとオンラインの同時開催に挑戦することになりました。
普段は運営側に立つ私ですが、今回は一緒に働くデザイナーに自分が携わる「組織文化」の面白さについて知ってもらいたい、さらに自分の経験やスキルアップになるようにと、登壇に手を挙げました。
また、若干ハードルの高さを感じる社内イベント登壇の雰囲気を変えたいという想いもありました。気軽に知見をシェアできて、発信した人も成長できるイベントということを自らの登壇を通してお伝えできればと思っていました。
プレゼン資料準備のプロセス
どのように準備を進めていったのかをご紹介します。以下、プロセスの全体像です。
プレゼンテーションのつくりかたのポイントを4つに絞って紹介します。
ポイント1:目的、ゴール、方針の設定
まずは、目的やゴールを設定して、そこを達成する上での方針を決めます。方針は「〜〜な内容(or 時間)にしたい」と考えていくと、定まりやすいと思います。
ポイント2:骨子となる構成づくり
骨子となる構成なしに、資料をつくり始めることは危険です。伝えたいことが霞んでしまったり、途中で調整しようとすると大きな手間になったりする可能性があります。まずは、プレゼンテーションの流れを書き出してみて全体をイメージできる状態にすると良いです。
ポイント3:資料づくり
資料はPREP法で組み立てると良いです。「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(例示)」「Point(結論)」、これを全体にも各セクションにも取り入れることで、理解してもらいやすい資料になります。
ポイント4:味付け
資料を大まかに作成したのちに、一通り読んでみます。その時に、画像を差し込んだ方がイメージが膨らみそうな所や、データを引用して強調できそうな点を意識して探しました。
今回のプレゼンでは、ゴールを「組織文化の面白さを知る」と設定したため、なるべく固い雰囲気にならないよう、資料内の写真やイラスト、オン/オフライン同時に参加できるアンケートなど工夫しました。
以上が資料をつくる上でのポイントでした。
資料ができたら、あとは練習あるのみです。(練習大事)
ついでに散髪もしておきましょう。
当日の様子
今回、CREATIVE CENTER CLUBとしては初のオフライン&オンラインのハイブリッド開催でした。ハイブリッド開催のやり方としては、オフライン参加者には会場にプロジェクターで資料投影しつつ、オンライン参加者には登壇者のプレゼン資料をZoomで画面共有する方法を取りました。
オフラインとオンラインの参加者どちらかのみ手厚いと感じるプレゼンにならないよう、目線や声かけなど配慮する必要がありました。これが少なすぎると参加者にとっては取り残された感が出てしまいますし、多すぎると騒がしい感じになってしまいます。私は後者が行き過ぎてしまい、参加者が考える間を少し潰してしまったと反省しています...。
そんな中でも「参加者の温かさ」は、一番のハイライトだったと思います。
感想
知識を人に伝えることで、自分自身の理解度も格段に上がったと実感しています。専門性を追求するときは、誰かに伝えることをセットで行うことでより深い考察ができるとも思いました。
自分からどんな知見が共有できるか、どうやったら分かりやすく面白く伝えられるか、一緒に働くメンバーたちの温かさなど、たくさんのことを考えさせられ感じられた良い経験です。
運営でサポートしてくれたチームや、雰囲気をつくってくれた参加者の皆さん、ありがとうございました!
この記事を読んでくれている皆さんも、イベントなどに登壇する機会があったらぜひ挑戦してみてください。普段の業務とはまた違った素晴らしい体験ができると思います。
P.S.
イベント登壇者に配られるノベルティがすごく嬉しかったです。 CREATIVE CENTERのデザインへのこだわりが感じられる、使いやすさバツグンなグラスでした!