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積極性や柔軟性を育むために実施したワークショップ4選

こんにちは。クリエイティブ室テーマパートのN.Mです。テーマパートは、着せかえの制作を担っているチームです。
制作作業自体は個人で進めるのですが、ディスカッションが活発な部署でもあり、コミュニケーション強化や仕事で必要な考え方を身につけるため、定期的にワークショップを開催してチームワークを高めています。
今回はこれまでに開催してきたワークショップを4つ紹介したいと思います。

1.コンセンサスゲーム

もし砂漠で遭難したら?
不時着した飛行機の中から見つけた12個のアイテムの重要度についてグループで話し合い「コンセンサス(合意形成)」を求めるゲームです。明らかにコンセンサスを受けた解答の方が、個人解答より模範解答との誤差は小さくなります。
個人で考えるより、グループで話し合うことによりアイディアや視野が広がることを実感することができました。また、チームできちんと話し合ったつもりでも、グループの結果のほうが低いケースも有り、普段から相手の意見にきちんと耳を傾け話し合うことの大切さを実感できるワークショップでした。

2.マシュマロチャレンジ

有名なのでご存知な方も多いと思いますが、マシュマロとパスタを使って限られた時間でいかに高いタワーを作ることができるかを競うチームビルディングです。使える時間や部材などが限られているプロジェクトでは、挑戦→失敗→フィードバックというサイクルを素早く何度も繰り返すことが成功のカギとなります。
失敗を回避して綿密に取り組もうとする姿勢が、実は成功を妨げてしまっている場合があるのです。
意外と難易度が高く30cm以上の高さにするのが難しく試行錯誤の連続でした。ワークショップでは小さな単位で課題を体験し、経験することで理解し「PDCA」を実務へと活かすことができます。グループごとにリーダーを決めるのですが、コンセンサスゲームでもマシュマロ・チャレンジでもマネージャーの参加していたグループはやはり結果が良くどんな場面でも全体を1つの方向に導いてくれる人の力は大きいと感じました。

3.LIF0

世界40か国以上で広く利用されている自己診断です。自己が持ち合わせている行動スタイルを理解して、強みを活かしパフォーマンスをあげることを目的とします。テーマパートの業務は緻密な作業を求められるので、支援タイプ・慎重タイプが多い傾向でした。
また、通常時とストレスを感じた時ではタイプが全く変わらない人もいれば、真逆になる人もいて他人に対する理解が必要だと感じました。

長所と短所は表裏一体。
様々なタイプの人がいましたが、お互いを理解しそれぞれの強みを発揮することのできるチームを目指していきたいです

4.レゴシリアスゲーム

お題にそって浮かんだイメージをレゴで表現します。メンバーの頭の中のイメージを「見える化」して共有し、共通点や違いを話し合います。自分が自覚していなかった深層から引き出されてくる思いや考えがレゴに表現されます。
『自分の仕事』というテーマでレゴを組み立てたときは、着せかえをレゴで表現する人や実際の作業風景を模した人、または家族のために働く自分を表した人もいました。

最後にそれらを組み合わせて理想のチームにするにはどうすればよいかメンバーで考え形にしました。一つのテーマで自分では思いつかない表現方法を用いた人もいて普段目にすることはできない、人それぞれの思考や価値観の違いを形にできるワークショップでした。

ワークショップを通じて

アップデートやUI変更に伴い、常に変化や改善が求められる現場において、決められた作業を繰り返すのでは限界があります。新たなアプローチを考えたり、業務を効率化するツールをチーム内で開発したりと、常に積極性や柔軟性を求められます。ワークショップを通して様々な体験をする事は、チーム内のコミュニケーションの強化にとどまらず、「積極性」や「柔軟性」を育む事にも一役買っているのです。

テーマパートの着せかえ制作の仕事についてはこちらをどうぞ。



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