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ReDesigner Online Meetup開催レポート

こんにちは、クリエイティブコミュニケーションチームのゆあです。先日、デザイナーを目指す学生向けに開催されたReDesigner Online Meetupに参加させていただきました!本日はそこでお話した内容を振り返りながら、ご参加いただけなかった皆様にもちょこっとご紹介したいと思います。

デザイナーの仕事

まずはクリエイティブエバンジェリストの小林よりLINEについて、そしてデザイナーの仕事について最新の事例も踏まえながらお話しいたしました。

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ご存知の方もいらっしゃるとは思いますがLINEは東日本大震災をきっかけに誕生したサービスで、現在ではコミュニケーションアプリを中心に様々なサービスを展開しております。「全ての原点はユーザーニーズ」という考えの元、みなさんの生活がより快適に便利に楽しくなるようなものづくりを追求し続けています。

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それらサービスのデザインを支えているデザイナーは東京で約100名。多様性のある様々な専門性を活かし、各チームに所属しています。今回はその中からUIデザイナーについて紹介いたしました。

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1つのサービスに対してアサインされるデザイナーは1人ないし数名です。事業部の要望に対してデザインするのではなく、事業部やエンジニアとも対等になって1つのサービスをより良いものにするために日々努力しています。

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もちろん大きなプロジェクトや、入社が浅いデザイナーの場合はチームになって業務をすることもありますが、ある程度の裁量が与えられているのでとてもやりがいがあります。

ポートフォリオ公開

続いてポートフォリオ公開をUIデザイナーの佐藤から行いました。

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佐藤からはいくつもの作品の中から転職活動時に使用したデザインを抜粋して公開しました。前職時代の実案件などもあり、具体的な作品はこちらには載せられないのですが、活動時、どのような事を工夫してポートフォリオを作成していたのかお話ししました。
例えば最初のページには自身のスキルや今までの作品をまとめたり

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作品を紹介するページには現状の課題提示とそれに対する解決策や工夫について記入したりすることで、ポートフォリオを見る側が見やすい作り方を意識しています。

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それ以外にも、ポートフォリオを見る側はどの形態で見るのか(紙ベースで見るのか?PCで見るのか?投影して見るのか?)という細かいところまで意識してサイズ調整をしているなど!ポートフォリオは企業との初めてのコンタクトポイントであるため、あらゆる事を想定して作り上げているというところに、私自身がとても感動を覚えました。

質疑応答

質疑応答はベテランのUIデザイナーの山本も加わり、3人で時間が許す限りお答えしました。

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皆様からいただくリアルタイムチャットでの質問もチェックして、いつでも答えられるように影の準備隊も真剣に画面を見つめていました。

イベントでお答えできなかったご質問もありましたがせっかくなので、いくつかピックアップしてこちらでお答えします。

Q.十人十色と思うのですが、皆さんが一緒に働きたいと思う人はどのような人ですか?

A.大前提としてLINE STYLEでも公開している中でも「チャレンジ精神」と「ユーザー視点」をお持ちの方です。そしてもちろん「デザイン、もしくはデザインをする事が好き」な方です。

https://linecorp.com/pdf/ja/LINE_STYLE_BOOK.pdf

Q.ポートフォリオで重視していること、新卒のデザイナーに求めていることは何ですか?

A.弊社のUIデザインにおいては単純に制作したものを並べるだけじゃなくて、アピールしたいポイントが明確に伝わってくるかどうか、どういう意図でこのデザインができたのか、自分の強みやこだわりなど、見てほしい部分を明確にすることができているか。ポートフォリオ自体も見る側の視点にも立ってデザインされていると良いと思います。
1、斬新なアイデア(レイアウトやインタラクションなど)が含まれているか。これは現在のwebデザインのトレンドを追っかけていれば掴んでいただけると思います。
2、デザインに含まれたメッセージがわかりやすいか。なぜこういうデザインにしたのか、何を解決したのか、といったことを説明することはデザイナーである限りは必ず言語化しなければなりませんし、それをデザインで伝えることができないといけないと思っております。
3、綺麗に見せようとする努力がされているか。シンプルであること、ビジュアルとして美しいことなど、かなり主観的な判断になりますが、そのギリギリまでその努力が最大限なされているのかは必ずデザインに現れます。
この3つを弊社では重要視しております。

Q.専門学校に通っていなくてもデザイナーとして活躍できますか?

A.採用時点でも学歴は関係なく、また専門学校に通っていらっしゃらなかったデザイナーもクリエイティブセンターで活躍されています。

不安が続く毎日で各イベントなども自粛が続く中、少しでも学生の皆様とこのような場を通じてお会いできた事はとてもよかったです!これを機にLINEのクリエイティブセンターに興味を持っていただけたら幸いです。

クリエイティブセンターでは新卒採用を行ってますのでぜひ、オフィシャルHPものぞきに来てください^^


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