入社後すぐに在宅勤務になったデザイナーが感じたLINEの雰囲気
こんにちは。BXデザイン室 BXデザイン4チーム 内海です。制作会社を数社経験した後、2020年2月中旬にLINEに入社しました。まだいろいろなことに慣れていない状況で多くのことを教えていただくことばかりですが、今回は入社して間もない僕が思ったことを綴っていきたいと思います。
1.印象について
僕は入社前にこの記事を読んでいました。
いろいろ想像していたのですが、実際に仕事を進める上でまず驚いたのはコンセプト、ロジックを最も重視するということ。デザイン作業に入るまでのプロセスが多々あり、何度も意味や理由を追求し議論を重ねて慎重に進めていきます。
もちろんコンセプトや企画が重要で突き詰める作業は大事で重要ですし当たり前ですが、想像以上に一つ一つのプロジェクトをじっくり丁寧に共有し、確認しながら進めることが予想外でした。
前職の広告制作の世界ではクライアントワークがメインです。主な仕事内容は企業側から提示される課題を解決することです。LINEのBXデザイン室は自社のブランドを作り、発信しています。ブランドを正しく伝えるために守る部分と、課題を自ら発見し進化させていく部分があります。この部分が大きく違っていることに気づきました。常に何かを良くするために考え「LINE」を作り、守る。そこは会社の価値基準「WOW」を生み出す空間。僕も主体的に課題を見つけて新しいアイデアなどを提案していきたいです。
2.様々なバックグラウンドを持つ社員が集まっている
LINEには様々なバックグラウンドを持った社員がたくさんいることにも驚かされます。様々な国、会社からいろいろな仕事をしていた人が一つの場所で邂逅する。
多種多様な感性を持った人同士が違う視点で物事を判断し、同じ目標に向かって考え、共に納得しユーザーのために進み続ける。多種多様なサービスを生み出すLINEだからこそですね。毎日360度から刺激をもらえるすばらしい環境です。
3.リモートワークについて
よし、頑張ろうと改めて気合を入れ直していた入社して2週間目、在宅勤務を行うことが決まりました。新型コロナウイルスの影響で今後起こりうるリスクに備えての決定です。企業として素晴らしい決断だなあと思いつつまだ右も左も分からない僕は、不安しかなく「どうしよう…! 」と焦っていましたが、いざやってみると意外や意外。結構スムースにできるんです。
具体的にはZoomというオンラインミーティングアプリを使用しながらMiroというオンラインホワイトボードを使用し、アイデアを出し合いスケッチを書き溜め自由にビジュアライズしていきます。
そんな中、LINEもPC版でのみ画面シェアが可能になりました。2020年内に提供予定でしたがリモートワーク実施や学校の休校を受け前倒しして実装されたのです。
まだまだ慣れていない部分も多々あり、普段より効率が下がることもありますが様々なサービスを臨機応変に併用することで仕事の効率化につながり、フレキシブルな働き方がもっと可能になると思います。
しかしやっぱりリモートワークでずっと家から出ずに仕事をしていると、なかなかオンとオフの切り替えがつけにくいので僕は家から出なくても必ず外出着に着替え、まずコーヒーを飲む。これを毎日決めています。
現在は外出の自粛が求められる時期ですが、駅のホームで電車を待つ時間、電車の中、少し歩く道などでアイデアが思いついたりすることもよくあるので、事態が早く収束に向かうことを願っています。
4.最後に
在籍してまだまだ間もない僕ですが、今まで培ってきた経験をどう活かすか、何を考え直さなければいけないか。知識やスキルのアップデートはもちろん人間はいくつになっても成長し学ぶことができると改めて思わせてくれる環境です。優しく親切なチームの皆さんとともに僕も多くの「WOW」をつくっていきたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。入社を考えておられる方や、興味がある方たちの参考になれば嬉しいです。