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制作事例を一挙紹介!LINEヤフーのデザインがわかるWebサイトを公開

2024年8月5日、LINEヤフーのデザイナーコミュニティ公式Webサイト「LINEヤフーDESIGN」を公開しました。
このWebサイトは、デザインに関わる方々に向けて、LINEヤフーのデザイン事例や公式noteの更新・メディア掲載のお知らせ 、デザイン組織の構造や職域についての情報を発信する場となります。
LINEヤフーのデザイン哲学とクリエイティビティを象徴する存在であるこのWebサイトを通じて、私たちのデザインに対する情熱とビジョンをお届けしたいと考えています。

本記事では、新しくオープンする「LINEヤフーDESIGN」の内容と役割、そしてデザイナーコミュニティやDesign Executive Centerについてご紹介します。

LINEヤフーDESIGN」は以下のURLからご覧ください。

1. 何のためのWebサイトか?

1.社外のデザイナーコミュニティに対する貢献

「LINEヤフーDESIGN」では、LINEヤフーのクリエイティブとその背景、プロセスなどを広くシェアすることで、ユーザーやデザイナーの方々に刺激やインスピレーションを提供することができればと考えています。

2.LINEヤフーのデザインへの興味づけ

LINEヤフーのデザイン成果物を広く、わかりやすく公開することでユーザーの皆さまにより楽しく、安心してLINEやヤフーのプロダクトを使っていただけることを期待し、そのような興味を醸成するプラットフォームとしての役割を持っています。

3.LINEヤフーにおけるデザイン哲学の共有

LINEヤフーのデザイン哲学や活動を広く共有することで、デザイン組織の取り組みや成果を広報し、私たちの考え方と独自性に共感してもらうことを目指しています。

2. Webサイトの内容と役割

Projects

これまでLINEヤフーが取り組んできたデザイン事例を、豊富なビジュアルとともに解説します。具体的なデザインプロセスや成果物を通じて、LINEヤフーのデザイン哲学や方向性を感じ取ることができます。

Articles

定期的に更新されるnote記事や外部メディアへの掲載情報を確認することができ、LINEヤフーのデザインに関する情報発信を幅広くお届けします。

Team

デザイナーコミュニティについてだけでなく、その組織体系や所属デザイナーの職域、さらにDesign Executive Centerのミッション、ビジョン、バリューについても掲載しています。各チームの役割や活動内容を知ることで、LINEヤフーのデザイナーコミュニティを理解できます。

3. デザインの留意点

「LINEヤフーDESIGN」では、LINEヤフーのブランドデザインにおいて重要な要素である Innovation Edge(62度の角度)を印象的に活用し、私たちが追求する価値を表現しています。
そのなかで私たちは主に以下の4点に留意していました。

1.会社のアイデンティティとの一貫性

私たちはInnovation Edgeを今回のクリエイティブの基礎とし、これに基づいてグリッドおよびグラフィックシステムを活用し、一貫性のあるビジュアルを実現しました。

2.コンテンツとコンセプトのバランス

LINEヤフーが展開するさまざまなコンテンツを盛り込んでいるため、コンテンツの情報伝達とコンセプトのバランスを取ることが重要でした。 そこで、ユーザーに印象づけたい部分にコンセプト表現を集中し、残りの部分は各コンテンツが目立つようにデザインしてバランスを維持しました。

3.アイデンティティカラーの拡張

INEヤフーのブランドカラーとして使用されているグリーンとレッドは、補色比が強く、調和して活用することが困難でした。 これを解決するためにメインカラーを引き立たせる補助色を追加してカラーの使用範囲を拡張し、躍動感のある印象を実現しました。

4.持続可能な運用

LINEヤフーの膨大なクリエイティブを統一感をもって持続的に運用することを考慮し、 メイングラフィックを活用したサムネイルのテンプレート、プロジェクトタイトルのガイドなどを通じて一貫したビジュアルトーンを維持し、簡単かつ明確な情報伝達を可能にしました。

4.デザインの特徴

またデザインの特徴としては、以下の2点が挙げられます。

1.グリッドシステムの採用

サイト全般にグリッドシステムを適用し、メイングラフィックだけでなく、UIのレイアウト、インフォグラフィック、アイコン、コンテンツのサムネイルなどにも適用し、一貫したトーン&マナーを維持しました。その結果、整然とした情報整理が実現できたと考えています。

2.クリエイティブを引き立たせるシンプルさ

エフェクトや複雑な要素はできるだけ使わず基本的な図形を用い、フラットな印象を与えられるようデザインしました。 これにより、LINEヤフーのクリエイティブをさらに引き立たせ、最小限の表現で多様なコンテンツをスムーズに紹介でき、一貫したデザインを維持しました。 全体としてシンプルでありながらも、モーションを追加することで躍動感を与えました。

5. LINEヤフーDesignについて

LINEヤフーのデザイナーコミュニティを、私たちは「LINEヤフーDesign」と呼称しており、約500名のデザイナーによって構成されています。
横断的なデザイン組織であるDesign Executive Centerとプロダクトに紐づいている事業部の各デザイン組織が一体となって運営されているコミュニティです。
それぞれのコンセプトは、カンパニー所属のデザイン組織が「ビジネスコミットメント」、Design Executive Centerは「品質向上、効率化のサポート」としています。

6. Design Executive Center(デザイン統括本部)について

Design Executive Center(デザイン統括本部)は、LINEヤフーのデザインを包括的に管理およびリードするための組織です。各プロダクトやブランドのデザイン、デザイン戦略、デザインに関する全社的な課題への対応、デザイナーの成長およびコラボレーションを促進するための文化構築の推進などを担当しています。
中長期的なデザイン組織の体制の計画を立てつつ、高い専門性からカンパニーだけでは解決しづらいデザイン課題を解決していくことで、全社の事業成果を高めていくことに取り組んでいます

7. 今後に向けて

今後も、「LINEヤフーDESIGN」は定期的に制作事例をはじめとする事例の更新を続けて参ります。
私たちは、LINEとヤフーのデザインエッセンスを組み合わせながら、新しい時代のニーズに応える革新的なデザインを追求していきます。ぜひご期待ください。

取材依頼等のお問い合わせ

LINEヤフーDesignは随時、取材のご依頼をお待ちしております。公式XのDMにお問い合わせください。
https://twitter.com/lydesign_jp



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