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新卒入社して約半年、就活から今を振り返ります

はじめまして!今年の春にLINEに新卒入社した奥村です。Financial Design2チームで主にLINE証券を中心としたデザイン業務を担当しています。

この記事では、LINEのデザイナーを目指した私の就活の振り返りと、実際に入社してみて感じたことを綴ろうと思います。

・就活で悩んでいる
・デザイナーを目指している
・LINEのデザインに興味がある

このような就活生の方に読んでいただき、すこしでも前向きな気持ちになれたりLINEのデザイナーについて知ってもらえるキッカケになったりすると嬉しいです。

私がLINEを志望した理由

大学3年生の頃に私は、LINEも含めいくつかの企業インターンに参加しました。そんな中で圧倒的にLINEが本命だと思うようになりました。理由はいくつかありますが、大きくは3つです。

1.「LINEデザイナーのプロ意識に惚れた」

LINEで働くデザイナーは口をそろえて「ユーザーが...」とユーザーファーストの視点を持っていたり、「細かいことだけど、ここ1pxずらそう」と紙一重の差を追求していたりと妥協なくデザインと向き合っていました。それらは当時学生の私にとって印象深く、感銘を受けたことを今でも覚えています。

2.「会社としてユーザニーズを大切にしている」

LINE STYLE」というLINEらしい考え方をまとめたガイドラインの一番最初に「全ての原点は、ユーザーニーズ」という言葉があります。ユーザーニーズを考えるのがデザイナーだけでなく、全ての職種が共通して考えるべきことであるのは、素晴らしい環境だと感じました。

3.「デザインに投資がされている」

詳しくはLINEの採用ページnoteに掲載されていますが、組織体制・社内イベントなどデザイナーが働きやすい環境ができているところに惹かれました。

エントリーや面接で気をつけたこと

人それぞれのやり方があるかと思いますが、自分なりに気をつけたことをこちらも3つ紹介します。

1.「ポートフォリオはとにかく人に見せまくる」

自分1人で作っていると、説明が不十分 or 冗長になっているかもしれません。デザインを学ぶ友達や先輩にフィードバックをお願いするのはもちろん、デザイン以外の分野の友達にも話を聞いて、誰でもわかりやすいポートフォリオになっているか?を丁寧に確認することを心がけました。ポートフォリオは応募した企業のデザイナーはもちろん、人事など普段デザインに関わらない人の目にも触れます。見る時間も限られているので、パラパラ見ただけで「なんとなく良さそう」と思えるレベルになるまで何度も改善を重ねました。

2.「面接練習は仲の良い友達とやる」

デザインサークルの仲間にお願いして、LINEの面接を想定した練習を何度か行いましたが、「奥村の良さが伝わってない」「志望動機が浅い」とよく指摘されました。面接の時間は限られているので、自分の強みを的確に伝えることが重要です。そして、自分の良さは近くにいる人の方がわかっていたりします。就活中の自己分析は、親しい人に聞いてみるのが早いかなと思います。

3.「片っ端から企業を調査する」

大学3年の夏以降はLINEに絞っていましたが、それまではいろいろな会社のインターンや説明会に参加していました。オフラインイベントだったら、積極的にデザイナーの人にも話しかけて、どのような人がいるのかをリサーチしました。同じUIデザイナーでも企業のデザイン哲学や働き方は様々です。今まで知らなかった企業でも、素晴らしいデザインをしている会社はたくさんあります。自分に合った企業を知るには、選り好みせずとにかくいろんな情報を仕入れることが大切だと思います。

実際に入社して感じたこと

先にも書いたとおり、LINEには会社として「全ての原点は、ユーザーニーズ」という価値観があるのですが、それが想像以上に徹底されていることに驚きました。日常的な打ち合わせでも、企画の方から「〜の方がユーザーが使いやすいですよね」とユーザーのことを考えている姿勢が見えます。また、エンジニアもユーザーが使いやすくなるようにと、細かい修正にも気持ちよく対応してくださります。それ以外でも、他職種の同期にはデザインの勉強をしたことがある人や、興味を持って話を聞いてくれる人が多くて、同じ志を持った人が集まっているように感じました。

そんな中で培われるLINEデザインの魅力は「クリエイティブの強さ」だと思います。自分が就活の時に調べていたのはUIのことばかりでしたが、入社してみると多様な分野においてプロフェッショナルなメンバーが領域の枠を横断しながら工夫をこらしていることに気が付きました。会社の空間デザインや掲示物のデザイン、社内外イベントのブランディングやwebサイト、オリジナル書籍のデザインなど…。ここまで全てのデザインに力を入れることは簡単ではないと思います。こういった環境で働けることは誇らしいですし、自分もそのようなクリエイティブに貢献できるようになりたいです。

就活生に向けたメッセージ

就活ではやはり合否というものがあるので、当時はキツかった思い出があります。スキルチェックは通過してもそのあと落とされる、ということが何度もありました。自信を持って臨んだのにそれで落ちるというのはショックでした。今は、面接していただいた企業さんがミスマッチを防いでくれた、とようやく思えるようになったのですが...。

就活に備えることはもちろん大切ですが、そのあとの方がもっと大切です。自分が何をしたいかを考え、就職はあくまでその手段の一つに過ぎないというくらいの考えで良いと私は思います。就活生の皆さま、無理をせず体調に気をつけてください!

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