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【参加者レポート】3週間のインターンで気付いたLINEデザイナーの強み

はじめまして。デザイン職インターン・プロダクトデザインコースに参加させていただきました、Uこと堀田 優羽 (ほりた ゆう) です。東京都立大学のインダストリアルアート学科に所属しています。
このnoteでは、思い出すだけで涙が溢れてしまいそうな(涙)、素晴らしい3週間のインターンについてお伝えできればと思います。

インターンに応募するまで

私は3年の春になった時点で、とにかく夏はたくさんのインターンに応募しよう、と決めていました。そんな中、早い段階で目に留まったのがLINEのデザインインターンでした。LINEのデザイン職については、多くのデザイナー向け就活イベントで目にしていたこともあり、私にとってなんとなく憧れの存在でした。実際、プロダクトデザインコースのインターンに参加できる学生は3名と、生半可な気持ちでは参加できないな、と感じていました。
このような経緯もあり、LINEのインターンにはエントリー開始するやいなやエントリーボタンを押し、事前課題のために使える時間をめいいっぱい使いました。

事前課題について

そうしてお目見えした事前課題は、「この1年間で利用したWebサービスの中で1つを、より使いやすくリデザインしてください」と、「世界で人気だけど日本では流行していないサービスに関するリサーチ」という2つのものでした。結構重めの事前課題が2つと、この時点で運営側の並々ならぬ気合が感じられますね。(ひえー。)
ちなみに私は大学のOCW(オープンコースウェア)のサイトのリデザインと、「what3words」というアプリのリサーチを事前課題として選びました。
何かヒントを求めてこのnoteを読んでいる後輩世代に向けて言うと、どんな題材を選ぶかよりも、いかに説得力があるか、というのと、見た目の部分も綺麗でわかりやすいものになっているか、というところが大切だと思います。逆に言うとそういう点でやりやすそうな題材を選ぶと良いかもしれませんね。

インターンでの取り組み

インターンのプログラムで取り組むテーマは、「選考課題のドキュメントをもとに、驚きがある優れたデザインに再構築する」もしくは「あなたの日常生活から課題を発見し、それを解決するサービスをデザインする」というものでした。
私は後者を選び、画像の管理や共有に関する課題点をとりあげました。
コンセプトを考えていく中で、やりたいことがあれもこれもと大きくなっていったので、メンターのshomaさんのアドバイスのもと、最終発表の資料を先に考えて、必要なUI画面をデザインする。という段取りで取り組みました。この手法が想像を遥かに超える効果を発揮し、最終的に、LINE上で写真の管理や共有を扱える"LINE Photo"LINEでのデータの扱いを拡張させた"LINE Keep+"それらのサービスを提供するためのクラウドサービス"LINE ME"、という欲張りな三段構えでデザインしていきました。

インターン中に感じたこと

3週間という、サマーインターンとしてはかなり長いインターンでしたが、終わってみると、3週間あってよかった、と感じています。昨今、企画やコンセプトを考えたりするいわゆる上流のデザインもデザイナーにとって大切、という話をよく聞くようになりました。しかしそれは、表層の部分のアウトプットをないがしろにしてもいい、というわけでは決してありません。企画もアウトプットも本気で取り組んだら、3週間はかかります。もうそれに尽きます。そういった点で、やりきった、いい3週間だった、と素直に思える時間でした。
また、私のメンターにはshomaさんという方が付いてくださったのですが、本当にいい方でした。大好きです。アイコンの種類だったり、選択画面のボタンだったりと、本当に、本当に細かすぎるような点でも、相談したことに対して真摯に向き合ってくださり、一緒に考えていただきました。こういう時間が確保できるインターンって本当に貴重だと思うんです。すごく勉強になりましたし、何よりとっても楽しい時間でした。
加えて、インターン全体を通して、LINEで働いている方の「ゆとり」を感じられました。事業会社だからこその利点でもあると思うのですが、デザイナーのみなさんが本気でデザインと向き合って仕事ができる余裕があるんだなと感じられました。先輩デザイナーとの座談会で「いいアイデアが出てこないときはどうしますか?」という質問に対し、「一度パソコンを閉じてリフレッシュする」という回答をいただいたのですが、これが許されない企業って全然あると思うんです。自分のペースで、自分が納得するまでデザインと向き合える。デザイナーとして非常に魅力的な環境だなと素直に感じました。

まとめ

だいぶ長々と書いてしまいましたが、まだまだ書き足りないくらいくらいです。余談ですが、noteを書くのは個人的に初めてで、結構大変そうだなーと思っていたのですが、楽しい思い出を綴るのは全然苦じゃないんですね。もっと書きたい。

オフィス出社日にプロダクトデザインコース・BXデザインコースのみなさんで

最後に、今回インターンで様々なサポートをしてくださった人事の間宮さん、マネージャーの齋藤さん、クリエイティブ戦略チームのkennyさん、GOさん、momoさん、一緒に3週間を走り抜けてくれた学生のみなさん、shomaさんをはじめとするメンターのみなさん、そして発表会に来てくださった多くのLINERの方々。全ての方に感謝を述べたいと思います。

今回の3週間を通して、自分にとって大きすぎるくらいの経験をさせてもらいました。
これをゴールではなくスタートラインに、理想のデザイナーを目指して走り続けたいと思います!
ありがとうございました!


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