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常に進化していく社内アイデアコンペ、CREATIVE IDEA PROJECT

こんにちは。クリエイティブコミュニケーションチームです。

LINE CREATIVE CENTERではデザイナーの成長・挑戦・教育支援を目的に、様々なイベントを実施しながら私たちのデザイン組織文化を構築しています。

その中の一つの取り組みとして、7月28日にCREATIVE IDEA PROJECTを開催しました。今回で3回目を迎えたこのCREATIVE IDEA PROJECTを、私たちがどのように改善しているのか、みなさんに紹介したいと思います。

CREATIVE IDEA PROJECTとは

CREATIVE IDEA PROJECTは社内アイデアコンペとして2020年にスタートし、通常業務とは別で業務時間中に時間を作り、普段とは違った趣向を擬らして、LINEで実行することができる新しいサービス・プロセス・組織文化など、自由にアイディエーションする機会となっています。CREATIVE CENTERのメンバーなら誰でも参加でき、クリエイティブなアイデアを披露することができます。

個人やペアで応募することができ、テーマは自由です。なお、審査方法としては、たくさんのアイデアを公平に評価するため、1次審査は各応募者が匿名で応募した作品をメンバーが投票します。その中から点数が高い順に10作品が2次審査に進出します。2次審査はオンラインで実施され、それぞれの応募者が作品について5~10分ほどのプレゼンを実施、その後メンバーによる当日投票を経て受賞者が決定する流れになります。

第3回 CREATIVE IDEA PROJECT

今年も数多くの作品が応募され、デザイナーが考えるLINEならでのサービスや機能・プロジェクトのアイデアがたくさん集まりました。

運営を担当するクリエイティブコミュニケーションチームとして、普段の忙しい業務の合間をぬってアイデアを考え、応募準備をするデザイナーたちのモチベーションを高め、応募ハードルを少しでも下げるために、今年は参加方法や審査方法を改善しました。

応募方法の改善

去年まではエントリーのためのフォーマットはなく、1次審査用の資料を応募者が自由に準備していましたが、応募者の負担を減らすため様々な有名なデザインアワードのエントリー方法をベンチマークし、1次審査の応募フォーマットを統一することにしました。今年の応募者は自分で全てを準備するのではなく新しい応募フォーマットに合わせ、自分のアイデアの概要や目的、ターゲットなどをテキストで説明する基本資料と、5枚以内で画像・UIなどを伝えるビジュアル資料を提出しました。今まで資料のガイドラインがないことで応募者が感じていた負担や、応募資料の形式が統一されていないためメンバーが客観的に評価しにくいという問題点を改善することができました。その結果、イベント後のアンケート調査では参加者の満足度が去年に比べ20%上昇したという成果がでました。

審査方法の改善

応募方法だけではなく作品を評価するCREATIVE CENTERのメンバーのための審査方法も改善を行いました。去年までは応募作品の中でおのおのが良いと思う作品に投票してもらうシステムでしたが、今年からは審査基準を明確化し「課題解決力」、「実現可能性」、「オリジナリティ」の項目にそれぞれ5点満点で点数をつける投票方法に変えました。これで作品を評価するメンバーからも「評価がしやすくなった」というフィードバックがあり、CREATIVE CENTERのメンバーがさらに各作品を客観的に評価することができました。

賞金・賞品の改善

応募してもらうモチベーションアップを図るため、今年からは1、2、3位の受賞者への賞金や全ての応募者への賞品も去年までと比べアップグレードしました。なお、受賞したアイデアについては実現化に向けて社内で検討できるように調整を行っています。


クリエイティブコミュニケーションチームでは、様々なイベントを開いて終わりにするのではなく、デザイナーにより役立つ物にするため改善を図っていきます。そして、CREATIVE CENTERのメンバーが積極的にアイデアを共有できる場をつくり、よりよいサービス提供へとつなげていきたいと思っています。


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