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世界最大級のWebデザインアワード「Awwwards」に参加しました!

2020年1月23日~24日に東京・内幸町で開催された「Awwwards Digital Thinkers Conference Tokyo 2020」にクリエイティブセンターのデザイナーが参加しました。世界各地で過去9回開催されている「Awwwards」ですが、今回はアジア初、日本で開催されました。国際的に活躍するクリエイターのトークイベントやワークショップ、交流イベントがあり、充実した時間を過ごせたようです。今回のブログでは参加した3名のデザイナーによるイベントレポートをお届けします!盛り沢山の内容のため少し長いですが、お付き合いください。

会場の雰囲気

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驚いた事に海外からの参加者が多かったです。皆さん日本の文化に興味を持っていて、その大半が初来日の方々でした。全ての登壇は約15分~20分程度で、丁度良い間隔で、ステージは綺麗でシンプル。日英通訳のアプリも私たちのスマホに提供されて、通信機を持ち運ぶ手間や、返却の手間等がなくとても便利でした!交流の時間を考慮して、コーヒーブレイクがいくつも設定されていて、ケーキやスナック、コーヒー等の飲み物は一日中、提供してくれました。色々な国から参加したデザイナーの方々と仕事内容について共有する時間がとても楽しかったです。

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参加者の名札には様々なキャラクター(の中のいずれか一つ)が描かれているのですが、自分と同じキャラクターが描かれている人を探して、一緒にカウンターへ行けば、クジが引けてプレゼントがもらえる企画がありました。初めましての方たちとコミュニケーションをとる良いきっかけになりました!探している途中にも雑談ができて面白かったです。

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Workshop "Seeing is Believing"

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”Seeing is believing"というテーマを掲げ、自由に作ったコンテンツを通して、何かに見える創作物を制作する時間でした。始めは驚きましたが、時間が過ぎると、参加したメンバー達も夢中になって作り、クリエイティブな創作物が出来始めました。
色々な材料の中からくじを引き、私は食パンが当たりました…パンは思っていたより壊れやすく苦労しましたが、ロボットの腕を作りました!

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Workshop "Smart Responsive Interface Design Patterns"

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Vitaly Friedmanさんの「Smart Responsive Interface Design Patterns」というWorkshopに参加しました。2名1チームとなり、レスポンシブユーザーインターフェイスで起こる問題に対して、デザインをします。1日を通して5つの異なるUIデザイン作業を行いましたが、各作業の前に講師がユーザー調査結果を基に、一般的なインターフェイスコンポーネントのテクニックや、どのようなUIデザインがより使われやすく、提供が容易かについて説明してくれました。

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与えられたのは白いA4用紙とペン、そして他のグループの思案を評価する4色のシールのみ。考える時間は1つのお題につき7分しかなく、それぞれの思案を用紙に表現します。説明は一切できません。7分経過すると、後ろの席へ記載した用紙を回していき、あらかじめ配られているシールを他のチームの用紙に貼ります。
この7分間は凄く貴重で、チーム内でアイデアを共有しているうちにあっと言う間に時間がなくなります。完成度が低くても回していかなければならない為、いかに簡単に意図を伝えるかが重要です。それ以前にチーム内での共有も重要になります。

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色々な思考に触れ、コミュニケーションを通じて人脈も広がりました。また如何に自分が固定観念に囚われているか、という認識もできました。実際には要件定義やスケジュール、予算等の課題によって其々の評価は変わってきますが、枠にとらわれないアイデアもとても重要です。今まで見てきた物、似ているもの以外のものに対しても柔軟でなければならないと改めて自分自身で認識する事ができました。

登壇で印象的だった内容

スピーチ内容はとても多様でした。登壇者の方々はデザイナーのみならずデザインプログラムマネージャーや起業家、また業種もIT、デザインエージェンシーや個人でデザインスタジオをしている方々でした。登壇者はそれぞれの経験や、デザイン発展に向けた取り組み、そしてどのようにデザインチームを作り上げるか等について話をしてくれました。

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Ueno Studioのデザインの方法論を映画に出てくる悪党に例えながら、話を紐解いていきます。ヒーローより悪党の目標の方が明確ではっきりしていて、より切実に戦いに挑んでいるので、この悪党のマインドでデザインをすれば大変な時期を乗り切れると信じているといった内容でした。悪党は、ヒーローより多くの数と種類の武器を開発して、毎回負けながらも最後まで挑戦します。悪党のようなデザインをしよう。

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デザインを哲学、論理的に説明されている印象が強かったです。私たちが目にするデザインにはその時々の集大成で、きっと、結果的に作り出されたデザインは単純に出てきたものではなく、スケジュールや予算を踏まえ、できたことの現れなのかなと感じました。ただ、デザインだけを見ても分からないこともあり、こういった課題やプロセスを聞く機会はとても勉強になります。
「何もないところから作り出す」というのは、情報がないことではなく、点(材料)と点(材料)を結び付けていってアイデアになるということ。
私も忘れないで日々、邁進していこうと思います。

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最後に

Awwwardsに参加されたデザイナーの話を聞いたり、写真を見せてもらったりしましたが、皆揃って「あっという間に過ぎて、充実した時間でした」と満足気に話してくれた姿が印象的でした!私たちクリエイティブセンターはデザイナーの力や刺激になるイベントや勉強会、カンファレンスなど、このような素敵な機会があれば、積極的に参加していきたいと思っています。
それでは、次回のイベントレポートをお楽しみに!

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