「LINEの色、変わった?」その理由はコチラで語られています
LINEアプリが過去最大のデザインリニューアルを行ったことは、既にご存知の方も多いかと思います。中でも各種カラーリングの変更には大きな注目が集まっているようで、12月15日時点で日本のTwitterトレンドのランキングには「LINEの色」というワードが入っていました。
すでに皆様がお気づきの通り、LINEの象徴的な色であるグリーンが変更されたことをはじめ、これまでヘッダー部分で印象的だったネイビーについても見直しが行われましたが、その理由についてはあまり深く知られていないのではないでしょうか…というか、この機会に是非知っていただきたいのです!
実は、今回のデザインリニューアルに至るアプローチについては以下の記事で、担当デザイナーたちが様々な内容を語ってくれています。
この中から、カラーリングについての言及を抜粋いたします。
ユーザーが感じる”複雑さ”を解決するため、カラー整備、フォントの読みやすさ、そしてコンテンツに集中できるデザインの開発が求められていました。
ずっと維持していた上段のネイビーのヘッダーをホワイトに変更することで、より明るくそして画面が大きく見える効果を与えました。 また、トーク画面も背景色であるブルーをヘッダーまで広げ、画面がより爽やかに見える効果を与えました。
各タブごとに異なり、1つのタブの中でも領域ごとに異なっていたアイコンのスタイルや太さ、カラーなどを統一して一貫性を持たせました。
特に、なぜグリーンを変更する必要があったのか?という点については以下のように語られています。
既存のネイビーのヘッダーがホワイトに変わり、LINEのメインカラーであるグリーンの重要度が高まりました。 従来のグリーンがネイビーを考慮したグリーンだったため、ホワイトがメインの新しい画面では、 グリーンの明度と彩度を調整しました。
ユーザーが感じる「複雑さ」を解決するためにデザインリニューアルを行い、ここでブランドカラーから見直すという決断をしました。
これは、LINEのデザイナー全員が共有する「ユーザーファースト」という考え方の最たるものだと自負しております。
コチラのサイトでは日本以外で開発運営されているサービスやプロダクトのデザインエピソードを読むことができます。クリエイティブセンターのnoteと合わせて是非ご覧ください。