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LINEデザイナーにインスピレーションを与えたデザイン系ドキュメンタリー4本

こんにちは、UIデザイン1チームのパク・ボムジンです。
新型コロナウイルスによって家で過ごす時間が増えるにつれ、家の中で無気力にいるよりは有益に時間を過ごせる方法を探していますが、最近私がしていることの一つは、以前デザイナーとして刺激を受けた映画、ドキュメンタリーを再び見返してみることです。
久しぶりに見る映像は、デザイナーとしての刺激を受けた瞬間を思い起こしたり、ぼやけた情報記憶をもう一度振り返ることができる良い時間になっているので、
皆さんにも何本か紹介したいと思います。
古いことに加えて大衆的な作品ではありませんが、ストリーミングサービスでも鑑賞できますのでぜひご覧ください。

1.Helvetica

2007 Dilectors : gary hustwit
1957年に初めて誕生したHelveticaが、どのように世界で最も愛されて大衆的に広く使われるフォントとして定着したのか、またHelveticaが持つ魅力と特徴、そして成功理由をデザイナーへのインタビュー、彼らの作業を活用する方法を通じて奥深く描いています。
単に一つのフォントを超えて、グラフィックデザイン、現代視覚文化に大きな影響を与えたHelveticaについて知ることができる作品です。

2.Objectified

2009 Dilectors : gary hustwit
ジョナサン・アイブ、マーク・ニューソン、カリム・ラシードのような代表的な産業デザイナーの哲学と観点、そしてデザイン産業のビハインドストーリーはもちろん、消費主義、持続可能性のような大きなイシューに対する見解まで詳しく解説している作品です。

3.Rams

2009 Dilectors : gary hustwit
Appleの最高デザイン責任者だったジョナサン・アイブが、そのデザインのロールモデルにディーター・ラムスを選んだという話は有名です。
新しい世界を作っていくこと、新しい製品を作るために協業を強調し、「美しいものではなく、より良いものを作らなければならない」というデザイナーとして態度に関する話をするラムスの話は、何年も経った今、改めて見ても大きな感動がありました。

4.Urbanized

2011 Dilectors : gary hustwit
タイトルの通り、都市化と都市デザインについてのドキュメンタリーです。映画は、新たな挑戦をしている世界各地の革新都市を訪れ、この試みに参加したアーキテクト、都市デザインの専門家、行政担当者、哲学者、思想家へのインタビューが詰め込まれています。
2050年になると、世界人口の75%が都市で居住するという見通しがあります。しかし、都市は現在、成長と開発・住宅不足・交通渋滞・環境汚染など数多くの問題に直面しており、これを解決するための方法と代案、そして未来都市について語っています。

デザインに関連するドキュメンタリーについて、私はこの4本をおすすめしますが、実は探してみると、デザインに関連する映画、ドキュメンタリーが思ったよりはるかに多いことが分かります。
コロナ禍のせいで家で過ごす時間が長くなり、やや無気力になりがちなこのごろ、デザイナーとして、もう一度胸躍らせる映画、ドキュメンタリーを探し、時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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