見出し画像

LINEで開催したサマーインターン、UIデザイナーコースの様子をご紹介

こんにちは、LINEクリエイティブセンターです。
この度、LINEではUIデザイナー職におきまして2020年夏のインターンシップを開催いたしましたのでご報告いたします。
まず、開催概要についてこちらをご覧ください。

今回のインターンシップはほぼオンラインで開催され、参加者3人を1グループとして「今必要だと思うサービスについて考えよう」という課題に取り組む形式で行いました。期間は、3週間となります。

オリエンテーション

今回は参加者は3名、その内訳は美術大学から1名、総合大学から2名となります。クリエイティブセンターの選考は、学歴学部学科は不問です。
まず初日のオリエンテーションでは、LINEの会社概要やクリエイティブセンターの組織体制、また「LINEらしいデザインとは」について説明しました。
このインターンがオンラインによる開催であることを鑑み、双方向のコミュニケーションを綿密に取ることが運営側にとっては大きなテーマでした。オフィスで机を並べて現役社員と同じ環境で業務に取り組む、という体験が残念ながらできないからです。いかにLINEの一員になったかを感じてもらうかが課題になったと思います。
主なやりとりはZoomとLINEにて行われましたが、会社側のプレゼンテーションにおいても、こちらから質問を投げかけ意見を引き出すことを心がけました。

課題説明

画像1

今回のインターンは1つの課題にグループで取り組む形式となり、その課題は「今必要だと思うサービスについて考えよう」でした。
LINEのUIデザイナーは企画の序盤からサービスに参加し、ユーザー目線とデザイン視点でもって問題解決に挑むことが求められます。自らのニーズを把握して企画立案、競合調査、デザインベンチマーク、プロトタイプ制作、そして実際のUIデザインまでをたった3週間で行うことはけっして簡単ではありませんが、LINEのUIデザインを体験してもらうことができたのではないかと思います。
3人の参加者に対して2人のメンターと所属部署のマネージャー2人も加わり、濃密にコミュニケーションをとりつつ、課題は進行されていきました。

企画立案

画像2

第1週は、主に企画立案に費やされました。
3人1組でブレストを行い内発的なニーズを探るところからスタート。時節柄、出されるアイデアにはやはり新型コロナウィルス感染拡大による影響が見られ、「ニューノーマル」を前提するものが多かったように思います。
毎日、朝と夕方にはメンターとの共有会が行われ、当日の作業内容や明日の作業についての進捗確認と相談がなされました。
結果、参加者が考案したのは、オンラインでサプライズイベントが簡単に開催できる「LINE POPY」というサービスでした。

スクリーンショット 2020-08-20 17.42.45

UIデザイン

画像3

2週目からは実際のデザインです。
LINEでは、企画や必要な機能をもとに綿密なデザインのベンチマークを行います。インターンにおいてもそれは例外ではなく、競合となりそうなサービスや参考になりそうなUIを収集、比較検討するところからデザインが始まります。
その後、それぞれが主要な画面のプロトタイプを制作し、良い部分を取り入れながら一つのデザインに作り上げていくという過程を辿りました。
使用するツールはSketchやXDなどで、個人が使い慣れたもので進行されました。

スクリーンショット 2020-10-02 16.54.15

現役社員との交流

スクリーンショット 2020-08-25 15.35.10

インターン期間中には、息抜きを兼ねて現役社員との交流を深める機会が幾度かセッティングされました。ざっくばらんに個人や会社について語り合う「コーヒーブレイク」や、2020年新卒入社デザイナーとの意見交換などです。
また、先輩デザイナーが現在進行している案件のミーティングを見学したり、20% idea projectというクリエイティブセンター全体で行うアイデアソンにも参加しました。

成果発表会

画像6

参加者それぞれの個性を活かし、第3週に入るまでは不安定なところが散見された「LINE POPY」も1つの確固たるサービスへと成長していきました。
積極的なコミュニケーションを参加者側からとることが多くなり、メンターのマインドやスキルを貪欲に吸収し成長しようという姿勢が顕著だったのが印象的でした。
最終日には、クリエイティブセンターのセンター長やUIデザイン室長を前にしたレビュー会を開催。センター長からは制作物への評価に加えて、「一緒に働ける日を楽しみにしています」という言葉もかけられました。

画像7

まとめ

コロナ禍という状況で、参加者の皆さんにはけっして簡単ではない3週間だっただろうと思います。また、インターンの重要な要素である会社の雰囲気を感じるという点においても難しいものだったでしょう。そんな中でも参加者の感想noteやメンターの所感を聞くに、充実した体験ができたようで、運営側としては胸を撫で下ろしています。
LINEのデザインについての理解を深めていただけたのはもちろんのこと、インターンを心の底から楽しんでくれた参加者たちが最後に涙を見せて終了を寂しがってくれたことが印象に残っています。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
来年もまた、素敵な参加者の皆様にお会いできるのが楽しみでなりません。

なお、LINEではデザイン職の新卒採用エントリーを開始しております。こちらもぜひご覧ください。





InstagramでもLINEヤフー株式会社のデザインを紹介しています!