UIデザイン7チームのワークショップ ストーリー
こんにちは。 UIデザイン7チームです。
2020年上半期に組織改編があり、チームビルディングを目的としたワークショップを行いました。私たちのチームが進めたワークショップの内容とその過程で感じた事などを共有したいと思います。
VALUE ANALYSIS
チームを改編して何週間も経たない時期にワークショップを行った為、何より気まずくならず、自由に意見を交わすことができる方法が必要でした。その為、まずはブレインストーミングを通して質よりも多量の情報を、制限なく交わすようにしました。
まずは、個人が感じている課題を紙に書き出しました。各紙のカラーごとに意味(ピンク:惜しい点、水色:成長目標、黄色:現在の長所)を持たせ自由に作成しました。この様にして多様に出てきたキーワードを集めてラベリングをし、いくつかのパターンで分類をして、このパターンにキーワードをそれぞれ配置する過程でお互いの意見をやり取りしました。同じキーワードでも誰かにとっては惜しい点であり、反対に現在の長所である場合もあったが、お互いの認識差異や状況を共有しながらお互いを理解できる機会となりました。
SET UP THE MISSION
整理した数種類のパターンの中に、肯定的な意味に該当する”良い同僚、自律、自負心、ディテール、成長”のキーワードと、惜しい意味に該当する”モチベーション、成果、頻繁な会議”のキーワードを設定して私たちが課題とするミッションを論議しました。
設定したキーワード以外の場合、現実的に難しい部分があった為、ミッション設定の検討では排除をし、惜しい意味に該当するキーワードを解決して個人の成長と共に既存の長所を最大化できる事は何なのかに集中しました。
STRATEGY
私たちは一つのチームですが、個人ごとに追求する業務が多い事と担当プロジェクトも違う為、小さい事であっても共感して共にやり遂げることが重要です。
個人の成長がチームの成長で、チームの成長がクリエイティブセンターの成長という認識で全員同意をし、現実的な部分も考慮してバランスある戦略が必要でした。
1.業務能力向上とWork-Life balance
・一ヶ月に1~2回程度ツールに対するプロトタイピング、Sassなど実務能力に役立つ学習をする
・ツール学習以外にも言語学習の向上でコミュニケーションスキルを上げる
・前向きに会社生活を送るために休暇は自由に使う
2.共有と記録
・“Notebook app"を利用してプロジェクトを進めて悩んだ部分と結果を記録
・UI室の社内共有ツールにもイシューやデザイン情報を記録し、他のチームも参考にできるように共有
3.チーム内の公正な組織文化
・自由な意見提示ができる雰囲気を作り、これによって業務結果にやりがいを感じられるように形成
GOALS
1.変化を楽しむチームの一員
2.プロジェクトへの高い完成度に集中
3.より良いモチベーションと報酬を目標に肯定的なシナジー効果を追求
ワークショップを通して
チーム改編後、すぐにチームビルディングをしたことは良い方法だと思いました。デザイナーとしての各自の経験値や追求する事は明らかな差があり、それをオープンにする機会は多くないからです。お互いの考えを共有する事だけでもチームの組織力に大いに役に立ったようです。
特にブレインストーミングを通して制限なしにお互いの考えを自由に共有して、差を知っていく方法もまた、おもしろい経験でした。
大きな目標ではありませんが、チーム内で計画した事などを共に実現することができるように2020年も努力します。
ありがとうございます。