LINE夏インターン2020に参加してきました
はじめまして。デザイン院生の松本 達也(まつもと たつや)です。
8月17日から9月4日までの3週間、LINE サマーインターンに参加してきましたので、出来事や学んだことをご紹介したいと思います。
LINEインターンに応募した理由
元々は就職活動に繋がれば!と藁にもすがる思いで応募しました。出してから気づいたのですが、21卒の新卒採用自体は終わっていたみたいです (笑) 夏インターンが軒並み延期や中止になる中で、早い段階で夏インターンをオンライン開催することが決まっていたのはLINEだけで、そういった点で目を引いたのだと思います。 今季だけでも10作品ほどの課題をこなしてきたのですが、 LINEの事前課題は、「なにより課題の自由度が高い!」というのが印象的でした。 自由度そのものを試されるような課題だったので、 「どれだけ自分が楽しんでデザインできるか」「その楽しさを読み手に伝えられるか」 を意識しながら課題を制作しました。
「初めて」だらけのインターン
「初対面」で「オンライン下」の「グループワーク」。そしてテーマは「今必要だと思うサービス」。今思うと、未知なことだらけのインターンでした(笑)
とはいえ、学生3人に対して、メンターさんやマネージャーさんなどLINE社員さんが6人以上とこの上ない手厚いサポート。最終提案ではデザインリードのソンガンさんにプレゼンし、FBをもらうという終始夢のようなとっっっても貴重な時間を過ごしました。
オンラインこそ必要な「可視化」と「本質」
メンターさんやマネージャーさんにフィードバックをもらう時間は、朝と夕方にある定例ミーティング。それ以外は基本的に自分たちで何をすべきか常に考えながら、手探りで前に進んで行きました。
グループワークでありながらも、インターン生一人一人と深く向き合ってくださったので、個々のプロセスを伝えるためにしっかりと「可視化すること」と「本質を掴んで話すこと」の重要性を感じました。 オンラインでの開催だったこともあり、LINEでのインターンという恵まれた環境を活かすのもこちらの工夫次第。という感覚でした。
「共通認識」がチームの力を引きだす
インターンを通じて感じたことは、「グループでのコミュニケーションの難しさとうまく作用した時の力強さ 」でした。
コミュニケーション力を強みとしてきた私でしたが、チームとして前に進んでいく中で個々の力を「+(足し算)」でなく、「×(掛け算)」にしていくことの難しさを強く実感したインターンでした。
また、インターン中にも頻繁に出てきた「共通認識」という言葉がグループワークの鍵であり、私の学びであったと思います。
互いのアイデアを議論し、共感が生まれ、方向性を定める。その時抱いた共通認識をハッキリさせておくことで、その後の議論で悩んでも、一番大切にしている提案の価値に立ち戻ることができる。提案の背骨があったことで、迷走していた3人の気持ちがパチっとはまり足並みが揃った時のスピード感とパワーは今思い返してもゾクゾクするものがありました。
3人の「いま、欲しい!」をカタチに
最終的に提案したのは「LINE POPY」というオンラインでサプライズが手軽にできるアプリです。 新型コロナウイルスの影響で、人と人の距離が離れ、今までできていたお祝いやお別れの場がなくなっているという課題に注目し、 「オンラインでも、お互いを想い、心の距離が近づく体験が必要だ!」という想いから生まれました。 友達へのサプライズに向けて、皆で場を作り上げる時のワクワク感に着想を得て、誰かを想いながら、お祝いの場を自分たちで演出できるサービスになっています。
成果発表とフィードバック
最終日の成果発表では、成果物に対しての評価以上に、チームとしての評価や3週間を振り返るようなコメントを多くいただきました。
その時初めて、3人だけでなく、支えて頂いた方々全員でLINEチームとしてこのインターンを過ごせていたのだなと実感すると共に、そんなホーム感がとても心地よいなと感動してしまいました。
そして、印象的だったのが、LINEデザインセンター長のソンガンさんから貰った
他の誰とも違う「個を持つ」ことの大切さ。
一見すると、グループワークとは対極にあるような「個」ですが、今回のインターンを通じて、グループワークに常に隣り合わせている、デザイナーが忘れてはならない熱量なのだと再認識できたように感じます。
最後に
LINEデザイナーさんの徹底したプロ意識に触れながら、全力で駆け抜けたインターンはその熱を感じられる時間だっただけにとても名残惜しいですが、今後のデザイナーとしての道に大きく影響を与えるよい機会だったと思っています。
このインターンでは、メンターさんや人事、マネージャー、クリエイティブセンターの皆さんに本当にお世話になりました。業務内外での徹底的なヘルプや、LINERさん達と話す機会をいただき、まるで自分のHOMEかのような環境でデザインに没頭することができました。
このインターンを通じて、LINEデザイナーさんのUI・BXに対するプロ意識や、社内の空気感をオンラインながら、肌で感じることができたと思っています。
そしてなにより、チームメンバーのはるちゃん・はらちゃん!本当に刺激的で魅力的な仲間とデザインをできたことに感謝しています!!
本当に楽しくて、学びになったインターンでした!
LINE デザインインターン一期生として、貴重な経験を活かして今後もデザインに正面から取り組んでいこうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。