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新卒BXデザイナーが1年を振り返る

こんにちは、BXデザイン1チームの北川です。
今、世界は大変な困難に立ち向かっていますが、そんな中4月1日で僕が入社して一年が過ぎました。すでに在宅勤務に入っていて、特に実感もなかったのですが、同期が一年経ったからとzoomを繋いでくれたことでそのことにようやく気付いたという感じです。
普段は1日1日を一生懸命生きるだけで、あまり振り返ったりすることはないのですが、こういう機会なので振り返って自分がしてきたことを思い返すと、ゆっくりですが前進しているなと感じます。
自分の成長に気づくことって少し難しいですよね。ゲームみたいに経験値とか表示してくれればいいのに。
今回は、1年で感じたことをまとめてみるのと、この1年どんなことをしていたかを少し紹介しようと思います。

スキルについて

入社して一番足りてないなと思ったのが、スキルです。イラレやフォトショのオペレーションももちろんですが、グラフィックの良し悪しを判断する目が備わっていないなと感じることがよくありました。自分がこれで良いと思って出したものが、良くないと返ってくることがあります。

デザインには絶対的な物差しがありません。

とはいえ感覚だけで判断しているわけでなくて、これまで見てきたものを照らし合わせて相対的な判断をしているのだと思います。元々プロダクトデザインを勉強してきたこともあって、グラフィックの引き出しが少ないのだろうと思い、それからPinterestで気に入ったものを片っ端から保存したり、グラフィックの本を買ったり、展示会に行くなどして、自分の目を養っています。
良し悪しを判断することは勉強したからといってすぐにできるようになるわけではないですが、インプットし続けないと身につかないので今も地道に続けています。

この一年何をしていたのか

みなさん、新卒1年目のデザイナーが何をしているのか気になるかと思います。何をしていたかというと、色々していました!印刷物のレイアウトをしたり、新しいサービスのVIを考えたりとか、色々なことをさせてもらっていました。まだ一人で全て任せられるというわけではないですが、先輩方に混じって仕事をしているなという感覚はあります。
また配属されてすぐに課題を出され、業務と並行しながら進めていたので、その際の課題をこの記事では紹介したいと思います。
課題内容は「自分の好きなものをブランディング視点で分析する」です。かなり漠然としたお題だったのですが、先輩方に手ほどきしてもらいながらリサーチをしたりして自分なりの答えを出していきました。
僕は家でミルをゴリゴリ挽いてコーヒーを淹れたりするコーヒー大好き人間でしたので、架空のコーヒーショップのブランディングをすることにしました。

では、ここからその成果物のご紹介です。
コーヒーから連想される、「目を覚ます」「集中する」といったキーワードに注目し、「boost」というコンセプトワードを設定し、人のポテンシャルや気分を持ち上げてくれる存在としてのコーヒーショップを考えました。
また「boost」というコンセプトから、モータースポーツにおける「PIT」をデザインのモチーフとして設定し、ロゴやパッケージなどのブランディングに展開しました。

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こうやってブランディングを自分1人で全部やることは今までなかったので、全体を整えるバランス感覚みたいなものが必要になって、とても新鮮でした。
この課題は、最後にBXのマネージャー陣にプレゼンしました。緊張しましたが、マネージャーの皆さんに様々な意見をもらうことができて、とてもタメになる時間でした。この課題はこれでひとまず終わりですが、この経験を生かして業務でも力を発揮できるよう頑張りたいです!

一年が経つのはとても早いように感じましたし、気づいたらクリエイティブセンターに新卒社員が3人入っていました。在宅勤務の真っ最中なので入社してからは会えていませんが、後輩たちの活躍に期待しつつ、自分も頑張らなければ、と思わされます。
大変な時期ですが、皆さんもお身体にはお気をつけてお過ごしください。

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