ナレッジシェアワークショップ
こんにちは。
BXデザイン2チームの山中です。
在宅勤務が続く中、新しいデザインのインプットや情報収集はどのように行なっていますか?
メンバー間でのナレッジシェアや雑談もいい刺激になりますね。しかしオンラインでいつでもコンタクトできる状況だとかえって気軽に聞けなかったり、会話が思うように発展せずに終わってしまうことがあったりします。今回は先日BXデザイン2チームが行なったナレッジシェアのためのワークショップを紹介します。
全員がプレゼンター
「15分で各メンバーのクオリティアップに繋がるナレッジシェアをしてください」
今回のワークショップではこのようなテーマでメンバー全員をプレゼンターに指名しました。
誰か1人がファシリテーターとして苦労したり、トピックの多いシニアメンバーにばかりプレゼンテーションの負担がかかってしまうと、それぞれの満足度に差が出てしまいます。そこで経験値の高いシニアメンバーにはそれぞれの得意分野について、感度が新鮮なジュニアメンバーには最近のトレンドシェアを準備してもらうことにしました。テーマを発表し、業務の合間でプレゼンの準備をすることを考慮して約1ヶ月後に実施することにしました。
15分がポイント
前述のテーマ発表当初は、
「他のメンバーと内容が重複してしまいませんか?」
「メンバーに紹介できるような内容があるかな…(不安)」
とメンバーから様々な声が寄せられました。
プレゼンテーションへの不安からそのように思うのだと思いますが、実は15分という短い時間の中にいまの自分が出来るプレゼンテーション内容を整理・凝縮しようとすると、共通認識や余計な説明は省略せざるを得なくなって、おのずとオリジナリティのあるプレゼンテーション内容になってきます。
また当日もそれぞれが興味を持って聞いていられる心地よい長さで、自然にQ&Aや事後のコミュニケーションに繋がるので、15分はベストと言えます。
緊張と緩和のバランス
ワークショップ当日、最初は皆緊張していました。ただでさえ発表することに緊張しているのに、オーディエンスが静かだと余計に緊張してしまいます。そこで「プレゼンテーション中はあえてミュートにせず、相槌を打っていいことにしよう」というルールを設けて進行しました。
面白いもので、「へぇ〜」「なるほど」「そうなんだ」と相槌があるとプレゼンターのノリも良くなり、メンバー全員がスムーズかつウィットに富んだプレゼンテーションを見せてくれました。
またプレゼンが終わるやいなや、質問や意見が飛び交い、すべてのプレゼンテーションが終わった後も「あれが面白かった」「こういうアイデアはどうかな」など活発な議論が続き、予定していた時間が過ぎてもメンバー皆が会話を楽しんでいました。
最後に
今回のワークショップはメンバーも私自身も新しい発見と成果が得られる非常に意味深いものとなりました。たった15分ですが、お互いに準備して情報を交換し合うという一工夫を入れるだけで、とても質の高いナレッジシェアが実現できます。
みなさんもぜひ、近くのメンバー達とトライしてみてください。