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本当は教えたくない空間デザイナーのインプット方法こっそり教えます!

こんにちは、スペースデザインチームの佐藤晋平です。私は前職で建築設計事務所に勤めていたので、LINEのような多様なデザイナーがいる会社に入って気が付いたことは、デザイナーには建築好きが多い、という事です。
​考えてみたら建築やインテリアを含む“空間”は、壁や床の素材はもちろん、家具や照明、サインや植栽や絵画などなど、さまざまなモノが集まって出来ています。だから、デザイナーは建築が好きなんだと思います。
​また店舗や美術館などは、旅行や遊びに行く時の目的になる事が多いので、空間デザインに興味を持つと人生が少し楽しくなるかもしれません。ちなみに空間デザイナーと仲良くなると面白い場所を教えてくれるのでもっと楽しくなるかもです。(仲良くしてください)
​ということで今回は、空間デザイナーがどうやって面白い場所を探しているのかも含め、普段の業務でどのようにインプットをしているのか、をご紹介したいと思います。

1.インターネット

Pinterestなどでピンポイント検索をする場合も多いですが、個人的には国内外の最新情報から素材情報、コンペの結果まで、幅広い情報を得るのに利用しています。また最近では写真から素材を選択するだけで、そのメーカーや品番、サンプルの取寄せまでをワンストップで行える便利なサービスも出てきています。
今回はPCを開いたら必ずチェックしているサイトをいくつかご紹介させていただきます。

2.本・雑誌

個人的にはネットだけでは分からないような詳細情報を得るのに利用しています。また現在の在宅勤務が続く中では、オンライン書籍も役に立っています。

3.訪問見学

最近はこのご時世なのでなかなか遠くに行くことは難しいですが、本やインターネット上で気になった場所に実際に訪れることも多いです。かっこいい空間や面白い企画、美しい風景や展示を実際に体験することは写真とは比べ物にならないくらいのインプットがあります。あと個人的にはどこかに行った帰りの道のりでアイディアを思いつくことが多いので、その場所だけではなく移動も含めた全体の体験が重要なのかなとも思います。今回は最近訪れた場所をいくつかご紹介させていただきます。

ダウンロード (1)

ダウンロード (2)

- オラファー・エリアソン ときに川は橋となる 2020年6月9日(火)-9月27日(日)

ダウンロード (3)

- おさなごころを、きみに Cherish,your imagination 2020年7月18日(土)-9月27日(日)

ダウンロード (4)

4.ショールーム

冒頭お話しした通り、空間はさまざまなモノの集合でできています。その中で用途やコスト、周囲の環境に合わせて、モノを選んでいくのが僕ら空間デザイナーの仕事となります。
日々進化していく建材や商品の情報を得るためには、本やインターネットだけではなく、メーカーのショールームや建材展のようなイベントで実際にモノを見て触ることがとても重要です。
カタログや小さなサンプルではなく、実際のサイズ感で確認出来たり、担当の方にその場で質問もできるので、これらへ参加することは、業務のクオリティとスピードをあげるのに直結してきます。

5.他社見学

ありがたいことにLINEのオフィスを設計をしていると他社さんからの見学依頼がものすごく多いです。お粗末ながらご案内を終えると自然の流れで“では次回は御社をー…”となるのが社会人です。
どことは言えないですが、本当にありがたいことに何十社ものオフィスを見学させてもらってます。実際にご案内頂かないと知ることができないような話を聞けるのは、LINEのスペースデザインチームの特権かもしれません。

一部になりますが、今回は空間デザイナーのインプット方法をご紹介しました。少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです


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