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CREATIVE CENTER CLUB Vol.3を実施しました

こんにちは、クリエイティブコミュニケーションチームです。先日CREATIVE CENTER内で行ったイベント「CREATIVE CENTER CLUB」の開催レポートをお届けいたします!
CREATIVE CENTER CLUBとは、組織内のデザイナーが自主的に情報やナレッジを共有をすることができる場所であり、デザイナーが互いに刺激を与え、成長する事を目的とした社内イベントです。
1回目の開催レポートはこちら
2回目の開催レポートはこちら

第3回目の今回は「2021 Awards結果」と題しまして、2021年にデザインアワードを受賞したプロダクトの中から3作品について、デザインが出来上がるまでの工程や苦労話、社内イベントだから話せる話などを紹介しました。本日はその裏話を少し、ご紹介いたします。
各デザインの背景やコンセプトなどは先日公開した2021年にデザインアワードを受賞したプロダクトまとめの続編としてもお楽しみください!

1. LINE DEVELOPER DAY 2020

担当デザイナーはオンラインイベントでのウェブサイトのデザイン経験がなく、また、当時は今ほどオンラインイベントが多くなかったので、リファレンスも少ない中での制作でした。ですが、今後のオンラインイベントの良い前例として残るデザインを目指しました。
* LINE DEVELOPER DAYはLINEが毎年開催している技術カンファレンスです。LINE DEVELOPER DAY 2020は2020年11月25日〜27日の3日間、初のオンライン開催となりました。

オフラインだから経験できていた体験以上のものは何か、そしてオンラインだからこそ提供できる経験は何なのかを問い、3つまでポイントを絞りデザイン制作を行いました。
・統一されたTone&Manner, Identity
・情報伝達をよりわかりやすく、楽しく
・オンラインイベントならではのコミュニケーション方法

3日間に渡って150以上ものセッションが行われたオンラインイベントのイベントウェブサイトデザイン。膨大な情報量で技術的な説明も含まれている内容をユーザーが退屈せずに読めるようメインページには必須情報を、より楽しむための情報はHow to enjoyページに分けました。CREATIVE CENTERが掲げているSimplifyを表したデザインとなりました。

2. CREATIVE CENTER ON

このパートでは前半にAwardに応募するためのHow toやDescriptionを準備するにあたって意識した点を、後半はイベント当時までのデザイン試案から完成までについてお話しいただきました。

ただでさえクリエイティブセンターのデザイナーが集まるイベントのブランディングというだけでも(心理的にも)ハードルが高い中で、準備期間は1ヶ月弱。初回のプレゼンテーションではもう、コンセプトを決めにかかる気持ちで準備したものの玉砕。それからのコンセプト策定、デザイン思案、デザインデベロップなどの記憶がないまま当日を迎えたという担当デザイナー。

Motion Graphic Designチームにも協力いただきデザインの展開も増え、よりクリエイティブセンターを象徴するイベントのデザインが完成しました。

3. LINE DOCTOR

当時は今ほどオンライン診療サービスは普及していなかったものの、競合サービは多くあり、どう差別化をするのかがデザイナーが抱えていた課題でした。その後、新型コロナウイルスの感染症の影響でより非対面の世界が加速したこともあり、このサービスを単純にサービスとしてではなく、社会基盤システムのカテゴリーとして捉え、応募しました。

ユーザーにいかにオンライン診療サービスを認知させられるか、そしてターゲットに対して、いかにオンラインでもスムーズに受診できるかを配慮したデザインを目指しました。

4. メンバーからの反応

社内イベントを開催した際は、必ずアンケートを収集し、次回開催の参考にしています。今回のアンケートで共通して

CREATIVE CENTERのメンバーがどのようなことをしているか知れて良かった

という意見が多かったです。その他にも

・プレゼンテーション資料のクオリティも高く内容も素晴らしくてとても刺激になった
・アワードに応募するプロセスを知れて良かった

などの意見もありました。
CREATIVE CENTERには約100名ほど在籍しているものの、大半が在宅勤務をしているため、他のメンバーがどのような業務を行なっているのか詳しく知る機会が多くありません。今回のイベントを通じてアワードへの準備だけでなく、他のメンバーの頑張りも知れてとても刺激的なイベントとなりました。
これからもメンバーが刺激しあえる社内イベントを開催し、ユーザーファーストのプロダクトを追求できる組織作りを目指します。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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